2005 第14回中高生ホームステイ交流 生徒感想

開催:2005年7月25日~2005年8月 8日

~ 生徒感想文 ~

 『沢山の経験をして沢山のことに気づいた2週間でしたネ』     西南学院高等学校2年 植村 薫

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今回のホームステイ、とってもとっても行くのが楽しみで事前から早くその日にならないかと心待ちにしていた
ことを覚えています。でも心のほんの隅のほうに不安の二文字がありました。それは5年前のことを思い出した
からでした。当時小学6年生の私にとって初めてのホームステイでした。訪問国は中国。もちろん中国語なんて全くわからないけれど、周りは仲良しの子ばかりだし大丈夫だと何も考えていませんでした。
結果、ホストファミリーとはあまり打ち解けることが出来ずに向こうでホストファミリーと過ごした数日は本当に辛いものでした。もちろん、日本のメンバーで過ごした観光はほんとに楽しかったのですが、それ以外にあまり思い出はありません。日本のメンバーで楽しく観光できることももちろん大切なことです。
でも、そこだけ楽しくてはただの旅行に過ぎないな、と高校生になって改めて思ったのです。
修学旅行なんかじゃ得られない、全く違う土地、環境、人々の中で生活したからこそ生まれる何かを得たい、そう思うようになりました。

その決意とは裏腹に、やはり前のようにファミリーとは打ち解けられないのではないか、という不安は消えずに結局当日までそのことは心の隅に残っていました。しかし、そんな不安を持っていたことを今となっては本当にバカだなぁと思ってしまいます。それは、最終的にホストファミリーと本当に本当に家族のようになれたからです。英語はメンバー全員のほとんど得意ではなかったと思うけれど<電子辞書>が本当に役に立ちました。わからない単語はお互いに打ち合って上手くコミュニケーションが取れたおかげで、ファミリーと意見がすれ違うことなどは全くありませんでした。
料理を手伝ったり買い物の袋は常に持ったり皿洗いをしたりとお手伝いも沢山して自分自身家庭での役割を果たせたと思います。薫にいつもちょっかいをかけてくる妹やお父さん達の存在もあっていつも笑いがたえませんでした。
本当に辛いと思った日は一日もなく、全く苦になりませんでした。本当に楽しかったです。薫のスカートの丈が短いとか、彼氏のことを心配したりとか、自分の親そのものでした。
別れの前の日、私は思わず泣いてしまったくらいでした。このホームステイに行く前はホームステイくらいで泣くなんてありえない、そう思っていた私が泣いてしまったのは、やっぱりファミリーの温かさがあったからだと思いました。私は日本の両親と同じくらい安らげる場所がもうひとつ出来たことが本当に本当に嬉しかったです。

私は、前のホームステイが少しトラウマだった面もあって国境を超えた信頼関係や友情をあまり信じてなかったし、そんなのありえるのかなって思ったりもしたけど…それを見つけることが出来、感じることが出来、本当に良かったと思います。
環境や人種が違っても人ってやっぱ同じなんだなって改めて感じることも出来ました。同じ場面で笑ったり嫌な顔をしたり、同じ考え方を持っていると思ったら、やっぱり嬉しかったです。他にも、日本との違いを沢山知り、他の国ももっともっと見てみたいという興味も生まれたし、全く知らない人たちの中での生活で、自分という人間を客観的に見ることが出来ました。そして何よりも自分の身近な人たちの大切さがよくわかりました。当たり前の幸せも本当にありがたいものなんだと身にしみて感じることが出来ました。
両親に関しても、このホームステイにあたって荷物のことから体調や精神面など・・・細かいことまで心配してくれたし、何よりこのホームステイに行かせてくれたことを本当に本当に感謝しています。ありがとう。

大学を卒業したらまた壮大な景色、無数の星を見に行くため、そしてファミリーとまた会うためにオーストラリアに行きたいと思います。そう思わせてくれるくらい素晴らしい経験をさせてくれた小林さんと、一緒に色んな経験をしたメンバー、そしてブラウワーのみんな全員に感謝したいです。

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